※ご注意 HP用の再構成のため、アップした写真点数は本書より少なく、文章も
 少なく異なる部分があります。史跡住所等は、本書には記載されております。

 




戦国武将
村上義清の郷
坂城町

 
 松代ではないものの、上田城と松代城の間にある坂城町。千曲川沿いの国道18号線で移動すれば、必ず通過する町。ここは昌幸の父の時代から宿敵だった猛将・村上義清が葛尾城を構えた城。
 葛尾城を登る前に、是非寄ってもらいたいのが「坂木宿ふるさと歴史館」。ここには、真田幸隆、昌幸と村上義清との関わりが分かる様々なものが展示されている。( 本紙へつづく/本紙で坂城町は5ページの特集を掲載 )





海津城から松代城へ… 
信繁の兄・信之の松代



 かつて海津城があった場所にある松代城跡は、戦国時代には勢力争いの衝突場所。近くには、武田信玄と上杉謙信が激戦を繰り広げた川中島古戦場跡もある。
 海津城は1560年(永禄3年)頃には完成していて、武田信玄が築かせたのが始まりとされる。その後1622年(元和8年)、上田城主だった真田信之が、海津城から名前も変わった松代城の城主となった。
 真田家はその後、10代に渡って松代城主を約250年間つとめた。 
 城跡は旧松代駅のそばで、千曲川にも近い。信之の上田城からの引っ越しは千曲川を舟で下ってきたのでは? と思わずにはいられない。かつての松代城を描いた絵図には、千曲川に隣接するかのように城が描かれている。( 本紙へつづく )


  海津城址之碑
  妻女山(さいじょやま) 
松代近郊には、川中島合戦の史跡が多い





温泉成分豊富な
松代温泉


松代には公共の宿・国民宿舎松代荘がある。
スタッフの方に温泉の特徴についてに尋ねると「1か月に1回は排水管清掃をしないと詰まってしまう」と言う。それほど鉄分が豊富な温泉という証拠。含鉄泉好きにはたまらないはず。
夕食は飯山産コシヒカリや美味しい信州サーモンが並ぶ
(時季によって異なります)。
真田家の2種類の家紋が入った松代荘の布団